会津探訪

御薬園 御薬園

御薬園(会津若松市)

室町時代に葦名七代直盛がこの地に薬泉が湧き疫病から農民が救われたとして祠を建て、十代盛久が霊地として別荘を建てたのが始まりといわれています。

会津松平藩の二代正経が寛文十年(1670)に園内に各種の薬草を栽培させたので御薬園と呼ばれました。三代藩主正容のときに小堀遠州の流れを汲む園匠目黒浄定の手によって現在の形に整えられました。

昭和七年、国の「名勝」の指定を受けています。「徳川中期の築庭で、中央に屈曲ある心字の池があり中島に楽寿亭を建て、池辺には巧みに石を配し、樅・杉・松の大樹老木がそびえ、所々にキャラボク・五葉松の古木を点植し磐梯山の遠望、東山の連峰を背景とした大名庭型山水庭として優れたもの」として認められました。春のミズバショウ、フジ、カキツバタ、夏のスイレン、ヤマユリ、そしてブネギクと咲き誇る花々は、私たちの目を喜ばせてくれます。また、歴史の藩主が愛した庭の風情を一層深めてくれます。

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