会津探訪

絵ろうそく 会津絵ろうそく 絵付け 絵付け

会津絵ろうそく

会津絵ろうそくは、約五百年前、会津藩主葦名盛信公が領内の農民に漆樹の繁殖栽培を大いに奨励し、漆器の製造と共に漆樹の実から最上級の木ろうを採取しろうそくを作らせたことにはじまります。本格的に作られるようになったのはその後で、蒲生氏郷公や保科正之公が漆の木の栽培を保護奨励し、漆やろうそくがたくさん生産されるようになってからです。会津藩の漆と蝋は、藩財政を支える重要な特産物でした。当時会津藩では漆と蝋は貴重品であったため、自由に販売を認めず専売制度にしました。藩外の移出を防ぎ、また藩の独占化を図り、そのため藩財政は大いにうるおったと言われています。

絵ろうそくは色の白い上質の蝋でろうそくを作り、回りに絵付けして、その上に蝋を塗って作られています。蝋は漆の実から採取して作ったもので極めてぜいたくな高級品でした。しかし現在は漆の実が採れず、ハゼを原料とした白蝋を用いています。

ろうそくは火を灯して溶けてなくなるはかない命。それでも一本一本丁寧に作る。頑固なまでにこだわり続ける会津の職人魂を感じます。

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